モノを物々交換する「TradeMade」

昨今、Airbnbやカーシェアリングなどのシェアリングエコノミーのサービスが増えています。そしてその最たるものが金銭を介さない物々交換です。

TradeMadeは直接会わなくても物々交換を可能にしてくれるアプリです。利用者はまず、要らなくなった物の写真と詳細をアップロードして市場に登録します。その後、アプリ内の市場に登録された不要な物の一覧の中から自分が欲しいものを探します。この際表示される物のキーワードを指定できるほか、検索結果を相手の所在地やFacebookの友達などから範囲を限定できます。マッチングの成功率を上げるために相手が欲しがっているものをキーワードとして検索することもできます。

欲しいものが見つかれば物々交換を申請し、相手が認めたら取引成立です。もちろん出品している限り相手から申請が来ることもあります。ちなみにアプリで交換できるのは服やパソコンといった実物だけでなく、配達や授業、引っ越しのお手伝いなど、サービスも交換できます。アプリの基本料金は無料ですが、数ドル課金することで一定期間、アクセス制限が解除されます。

ターゲットはできるだけお金をかけたくない消費者層の他に環境対策やごみ問題への意識が強い人たちもターゲットになるでしょうね。各製品、サービスを提供するのに必要なCO2排出量のデータベースが蓄積されており、物々交換するたびにCO2削減ポイントが貯まります。ポイントはアメリカの数店舗で使え、現在は使える店舗を拡大しているとのことです。

いらないものを売買するアプリはフリマアプリを筆頭に数多く存在しますが、物々交換は、聞きません。通常で考えると、そのようなモノのマッチングは起こらなそうですが、サービスも交換できることを考えると、「引っ越しの時にいらないものをもっていっていいよ、でも引っ越し手伝って」みたいなコミュニケーションもあるのかも。

そのようなこれはコミュニケーションを楽しむためのサービスなのかもしれませんね。ジモティでも、「ただで出品」もあるように、「モノを捨てないですむ」という罪悪感からの開放とともに、それをもらって喜んでくれる人とのコミュニケーションはこのサービスの魅力かもしれませんね。

»TradeMade

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