Eightfoldは、採用や育成のためのAIサービスを提供している会社。今年は、米国労働省の「退役軍人雇用チャレンジ」でトップ5のソリューションにも選ばれました。この取組は軍を辞めた人が民間に就職するための支援するサービスに送られる賞です。Eightfoldは軍人の過去の経歴やスキルを元に民間の求人が求める要素をマッチングして就職に結びつけています。

Eightfoldは複数のHR関連AIソリューションをもっているのですが、代表的なものは、採用のためのソフトウェアで、求職者の年齢や性別、人種といった特徴による判断を減らし、才能に基づいた採用をサポートします。その結果、採用によるバイアスを減らして多様性を増やすことにつなげます。他には、企業が優秀な人材を離職させないため仕組みなども提供しています。

現状、Air Asia、Tata Communications、Huluなど20社以上のグローバル企業にサービスを提供中。Lightspeed、IVP、Foundation Capitalなどの投資家からも投資を得ています。

こういうサービスはデータの母数が肝ですが、それをどうやって集めるかが重要そうですね。ただ、企業にとっては採用は何よりも重視する取り組みですので、このEightfoldのような採用、リテンションに活用するAIはまだまだ増えてきそうです。ただ、世界で使われるものが日本でもフィットするとは限りません。そう考えると、日本版のこの市場もかなりチャンスがあるかも。そんな思いでピックアップしてみました。

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