Overtimeは若者向けのスポーツコンテンツ配信プラットフォームです。
特徴は、高校サッカーや高校バスケットボールを中心とした若いアスリートに焦点を当てている点。配信はマルチチャンネルで、overtime以外にも、、Instagram、Facebook、Snapchat、Twitter、TV(SportsNet New Yorkと一緒に)、YouTubeなどにも合わせて配信しています。プラットフォームすべてでフォロワーは3,000万人を超えており、88%は35歳以下と若年層がメイン。また、毎月15億回以上の視聴があり、毎月2億5000万分以上の視聴時間を生み出しています。体制としては、100人以上のフルタイムの従業員が40以上のオリジナルコンテンツや番組を制作しています。
オーバータイムは2016年にザック・ウェイナーとダン・ポーターによって設立されました。かつてはスポーツ全般に特化していましたが、才能ある高校生アスリートを発掘しようという思いで独立した会社にしてから、視聴者を伸ばし始めています。2017年には、シードファンディングで250万ドルを調達。さらに2018年にはグレイクロフトやアンドレセン・ホロウィッツなどから980万ドルを調達しました。バスケットボールのスター選手であるケビン・デュラントまでも投資家です。
ovrtimeは、レックス・キャサディ、トレイ・ヤング、ジョーダン・マッケイブ、シャリーフ・オニールなど、多くの若手アスリートが国際的に評価されるのを助けてきました。
日本でも高校野球は大人気ですが、それ以外の高校生のスポーツを見るプラットフォームってないですね。ただ、アメリカでこれが成り立っているのは、プロ市場も大きいですし、マーケット自体がグローバルで大きいからなのかも?あとはビジネスモデルが広告と物販で課金をしていないところにも、このビジネスの難しさを垣間見た気がします(課金してまで見る人はそこまで多くない)
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