オンラインイベントに必要な機能を兼ね備えた「Run the World」

Run the Worldは、オンラインイベントを開催するためのプラットフォームです。イベントで必要な各種の機能を揃えたプラットフォームで、たとえば、プレゼンテーション、炉端会議風UI(2人で雑談するUI)、ビデオ握手会(数秒間で挨拶をしていく仕組み)、インタラクティブ投票、カクテルパーティー(ランダムに人とコミュニケーションを開始する仕組み)、パネル、グループチャット、ブース(テーマ一覧から動画イベントに入る仕組み)などがあります。また、イベント運営に必要なチケットや登録、掲示板、プロフィール一覧などのサービスも提供しています。

zoomなどと違うのは、上記の通り、イベントに特化した動画サービスという点が大きくことなります。このサービスは、現在、40カ国以上で開催されている2,000以上のオンラインイベントで利用されています。デバイスはAndroidやiOSデバイスで対応可能。Run the Worldは、イベントを開始した主催者やスピーカーから収益を得ています。

Andreessen Horowitz、GGV Capital、Pear、Unanimous Capital、Hartbeat、Founders Fund、GSR Ventures、122 West、Dreamers VC、Green Bay Venturesなどの投資家からも収益源を得ています。

沿革
Xiaoyin Quがワールドを設立し、共同設立者はXuan Jiang。きっかけは、中国で髄膜炎を専門とする医師であるQuさんの母親が、2018年末にシカゴに出張しなければならなくなった時のこと。彼女にとって35年ぶりの大きな旅で、航空券や宿泊費、ビザの確保に多くの時間を費やしたことから、このようなイベントにまつわる諸事をオーガナイズする仕組みを思いつきました。Run the Worldは2019年後半に公開されたましたが、2020年、パンデミックの影響で中止になったイベントが多かったため、瞬く間に人気が上昇した。

今後もコロナ影響でイベントのオンライン化は進むでしょうから、このサービスは伸びそうです。そしてオンライン開催の方が良い点もあるので(たとえば遠方の方が参加しやすい)、コロナが落ち着いてもオンラインイベントはなくならそうです。私の周りでも、「以前はオフラインの勉強会」「コロナ状況ではオンライン化」したイベントがあったのですが、両方に良い点があったため、最近は、「オンラインとオフラインの同時開催のセミナー」が実施されました。

»Run the world

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