Joywell foodsは、甘みのあるタンパク質を提供するフードテクノロジー企業。従来、甘さといえば、砂糖でしたが、砂糖を取りすぎると糖尿病を初めとした多くの疾患に影響する恐れがあります。そこで、このJoywell foodsは、甘みのあるタンパク質でそれを解決しようとするもの。
タンパク質は主に、天然の甘味料や味覚調整剤から作られており、活用先は、乳製品、ベーカリー、菓子類から冷凍デザート、プレーン甘味料まで多岐にわたります。Joywell foodsによると、このタンパク質は、2型糖尿病に苦しむ米国の人口のほぼ10%以上に役立つ製品だと考えているとか。
創設者兼CEOのKaren Huoさんは、食品業界歴15年。スターバックスなどでも働かれていたそうです。健康的な甘味料を使った食品の需要があるのに、それを満たす食品が少ないことに気づき、Joywell foodsが誕生しました。なお、共同創業者のJason Ryderさんはバイオテックやフードテックで経験のあるケミカルエンジニア。この食品業界とテック業界の融合というのが、新しい気がします。
Joywell foodsは当初、Khosla VenturesとSOSVからシードファンディングを受けていました。直近では、2020年7月にクラフトハインツが支援するベンチャーファンド、Evolv Venturesから690万ドルの資金調達を受けました。
今後、このような食品*テックのベンチャーはますます増えてきそうです。
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