火葬や埋葬の代わりに堆肥葬を提供するRecompose

Recomposeは、死者向けのサービスです。

今まで人が亡くなると、日本では火葬、欧米だと埋葬で弔っていました。そのような慣習に、2012年、建築家だったカトリーナ・スペードが疑問を感じました。従来の埋葬方法である土地の割り当てや大規模な見送りの手続きなどは、彼女にはあまりにも意味のない行為に思えたのです。そこで、葬儀社の伝統的なやり方ではなく、死後の見送りを自分たちが望む方法で選択できるような代替案が必要だと考えました。それから彼女は研究を深め、死体を土に変える有機還元のアイデアを思いつきました。そうして、堆肥葬を実現するサービスRecomposeが誕生しました。

堆肥葬では、人体を土に変え、新たな命を育むことができるのです。Recomposeは、人が自然の一部であると考え、人を土に還す方法として捉えて堆肥葬を提供しています。

この目的を支援する法案は、長年の闘争の末、2020年の初めに署名され、2020年5月には法律は認められ、堆肥葬は合法になりました。
暫定的には2021年3月から開始される予定です。

このような文化を変えるサービスは受け入れられるまで時間がかかるかもしれませんが、この手段で埋葬されたいと思う人にとっては欠かせないサービスでもあります。事業規模を拡大しなければ、事業としては回るのかも。

»Recompose

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